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原田氏は、戦略的な視点と外部との協力関係をファストトラックイニシアティブ (FTI) にもたらした。FTIはアーリーステージのバイオテクノロジー企業に投資するベンチャーキャピタルである。2004年の設立以来、FTIは学術研究を医療に応用することを使命とする40社に投資しており、何度もリードインベスターとして新会社の設立に力を注いできた。2020年にはFTIボストン事務所を開設した。原田氏はFTIにおいて、パートナーとしてボストン事務所の立ち上げと活動の指揮を執り、アーリーステージの投資機会を発掘・評価し、米国および日本のライフサイエンスコミュニティ内のコネクションを通じて投資先企業をサポートしている。日米両国の企業の取締役および取締役会オブザーバーを務める。GPのメンバーとして、FTI Fund 3以降の資金調達活動にも貢献している。FTI以前は、ARCH Venture社で投資コンサルタントを務め、アーリーステージの治療薬・診断薬企業の審査・評価を行った。それ以前はマッキンゼーアンドカンパニーでジュニアマネジャーを務め、武田薬品の初期段階のがん・再生医療事業提携を支援した。マッキンゼーでは、製薬会社の新規事業戦略や企業戦略の策定を支援。東京大学において分子生物学専攻で修士号を、シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネスでMBAを取得。

原田 泰氏

ファストトラックイニシアティブ パートナー
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