及び「日本成長戦略」の閣議決定に関する声明
- Incubate Coalition Japan
- 8月18日
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Incubate Coalition Japan(ICJ、東京)は、高市内閣による「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)2026」及び「日本成長戦略」の閣議決定を歓迎します。これらの方針は、ライフサイエンス分野におけるイノベーションを経済成長の戦略的な原動力として位置付けるとともに、世界からの投資と科学技術イノベーションを呼び込む拠点として日本の地位を強化していく意思を示すものです。
ICJのエグゼクティブ・ディレクターであるジョン・スタンフォード氏は、次のようにコメントしています。
「アーリーステージの投資家は世界各国で投資先を選定し、イノベーションが正当に評価される市場に資本を配分します。日本には世界トップクラスの研究機関、優秀な科学者、そしてイノベーションを推進する強固な基盤があります。一方で、政策や薬価制度を巡る長年にわたる不確実性が市場の長期的な魅力を損ない、日本がライフサイエンス分野における世界的なリーダーとしての潜在力を十分に発揮するために必要な民間投資を呼び込む上での課題となってきました。今回の発表は、日本が投資とイノベーションを巡る国際競争に本格的に取り組む意思を示す、心強いシグナルです。」
ICJは、日本成長戦略においてライフサイエンス産業の強化が日本の経済成長の実現に不可欠であると明確に位置付けられたことを高く評価します。また、骨太の方針において、医薬品などのイノベーションが上市時、そして製品ライフサイクル全体を通じてどのように評価されるべきかを検討することが示された点や、米国における最恵国待遇(Most Favored Nation: MFN)価格政策に関する議論を含む国際的な政策動向が変動する中でも、患者が新薬へアクセスできる環境を確保するという政府の方針を歓迎します。
これらの重要課題は、今年6月にIncubate Coalition(IC, Washington, D.C.)が実施した海外投資家代表団による日本市場視察において議論された内容とも一致しています。本視察では、ベンチャーキャピタルのリーダーらが国会議員や厚生労働省、経済産業省の政府関係者と面会し、長期的な投資判断を左右する要因について意見交換を行いました。一連の対話を通じて一貫して共有されたのは、「イノベーションを支える予見可能な環境を提供する国こそが、活力あるライフサイエンス・エコシステムの構築に必要な資本や人材を呼び込み、新たな企業の創出を促すことができる」という認識でした。
日本が今後、戦略立案から実行フェーズへと移行していく中で、これらの方針が具体的な政策として着実に実現されるよう、ICJは引き続き政策関係者との対話を重ねてまいります。こうした取り組みを通じて、日本における起業や投資の更なる活性化、ライフサイエンス分野への民間資本の流入拡大を後押しするとともに、革新的な医薬品を必要とする日本の患者に迅速に届けられる環境の実現を目指してまいります。


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